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開封無効の日本の犯罪経歴証明書(警察証明書) | 見本で内容を確認!

犯罪経歴証明書(警察証明書)にはどんなことが書かれているの?

こんにちは!カナダの永住権を持っているKokoです。

外国の永住権申請、査証申請、教育関連職やセキュリティ関連職への就職などの場合に、各国の法律にもとづき提出が求められる日本の犯罪経歴証明書(警察証明書)。

「犯罪経歴証明書」「警察証明書」「無犯罪証明書」「渡航証明書」と、様々な名称がありますが、すべて同じものです。本記事では、日本の警察庁での名称に合わせ、以下、「犯罪経歴証明書」に統一します。

日本の犯罪経歴証明書は、封緘(ふうかん)されています(封筒に入れてしっかり閉じられています)。

そして、その封筒には、提出先機関名とともに、「開封無効」「要求機関に提出する前に開封した場合には無効になります」という注意書きが日本語と英語の2か国語で明記されています。

ですので、中身が気になっても、開封して中の証明書を見ることはできません。

Koko

私は、これまで、フランスの犯罪経歴証明書、カナダの犯罪経歴証明書を申請し入手したことがありますが、いずれの場合も、申請者本人が中身を見ることができました。
日本は厳しいですね。

国によっては、開封無効とされている日本の犯罪経歴証明書であっても、開封して証明書をスキャンして送付するよう指示がある場合があります。その場合は、ご自身で提出先に「日本の犯罪経歴証明書は開封無効とされているがそれでも本当に問題ないか」確認した上で、自己責任で行いましょう。

調べてみましたら、警察庁のホームページに「犯罪経歴証明書発給要綱」があり、犯罪経歴証明書の見本が掲載されていましたので、本記事では、見本(犯罪経歴なしの場合と犯罪経歴有ありの場合)をご紹介するとともに、

  • 犯罪経歴証明書にはどんな内容が書かれているのか?
  • 何語で書かれているのか?
  • 発行日や有効期限の記載はあるのか?

などについて解説します。

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日本の「犯罪経歴証明書」(犯罪経歴がない場合)の見本

こちらが、犯罪経歴がない場合の犯罪経歴証明書の見本です。

(細かいことですが、犯罪経歴証明書には、警察庁が発行するものと、各都道府県警察本部が発行するものがあります。こちらは警察庁が発行するものの見本です。海外にある日本国大使館・総領事館を通じて発行されるものはすべて警察庁発行のものとなります。)

犯罪経歴証明書の見本(犯罪経歴がない場合)
出典:警察庁「犯罪経歴証明書発給要綱

日本の犯罪経歴証明書の記載内容

犯罪経歴証明書の記載内容は次の通り。

  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 国籍等
  • 旅券番号
  • 提出先
  • 犯罪経歴の有無(5か国語)
  • 発行年月日
  • 発行者

「旅券番号」の記載あり | 申請前にパスポート有効期限の確認を

犯罪経歴証明書の「旅券番号」に記載されるパスポート番号は、証明書申請時に提示したパスポートの番号です。

パスポートは、切替申請をすると、パスポート番号が変わってしまいます。

もし、犯罪経歴証明書申請後にパスポートの切替をした場合、古いパスポート番号が犯罪経歴証明書に記載されたまま、例えば海外の永住権申請や査証申請などを新しいパスポートで行うことになってしまいます。

その場合、「旧パスポートで犯罪経歴証明書の申請を行い、その後パスポートの切替によりパスポート番号が変わった」ことを提出先機関に説明し、提出機関もそれでOKとしてくれるならよいですが、手続きが面倒になったり、最悪の場合、受け付けてもらえなかったりするかもしれません。

ですので、(パスポートの切替申請は残存有効期間が1年未満になった時点で行えますから、)もし、パスポートの残存有効期間が少なく、これからプロセスに時間がかかると予想される永住権申請や査証申請を考えておられるのでしたら、まずパスポートの切替申請をし新しいパスポートを入手してから、新しいパスポートにて犯罪経歴証明書の申請をされた方が無難だと思います。

犯罪経歴有無部分が5か国語で記載されている

日本の経歴経歴証明書は、そもそも外国の公的機関宛の証明書であるため、全項目が日本語・英語の2か国語、犯罪経歴有無部分が日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語の5か国語で記載されています。

発行日の記載はあるが、有効期限の記載なし

国によっては犯罪経歴証明書自体に有効期限が設けられている国もありますが、日本の犯罪経歴証明書には有効期限がないため、「この証明書はいついつまで有効」というような記載はありません。

ただし、発行年月日の記載はあります(発行年月日は、封筒にも記載されているので、開封しなくても確認できるようになっています)。

例えば、

「発行後6か月以内のもの」

「発行日が、最後に日本を出国した後の日付になっているもの」

などというように、提出先が犯罪経歴証明書の有効期限を設けている場合が多いです。

ですので、提出先が定めている有効期限内に犯罪経歴証明書を提出することができるよう、証明書取得にかかる時間やその後のプロセスを考えて、犯罪経歴証明書を申請するタイミングを考える必要があります。

日本の「犯罪経歴証明書」(犯罪経歴がある場合)の見本

そして、こちらが、犯罪経歴がある場合の犯罪経歴証明書の見本です。

犯罪経歴証明書の見本(犯罪経歴がある場合)
出典:警察庁「犯罪経歴証明書発給要綱

警察庁が作成している「犯罪経歴証明書発給要領」に、見本の他にも、「犯罪経歴を有しないものとみなす」犯罪についての説明などがあります。

最後に

どんなものなのか気になるけれど、開封すると無効になるとされている日本の犯罪経歴証明書。

本記事で、記載内容など少しイメージをつかんでいただけたのではないかと思います。

皆様の海外でのお手続きがスムーズにいくことをお祈りしております!

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