こんにちは!フランス在住のKokoです。
海外では、TVerなどの日本の動画配信サービスや地域制限がかかったYoutubeコンテンツなどを視聴するためにVPNを使っている人が多いですよね。
私は今は有料VPN(NordVPN)を使用していますが、以前はずっと無料VPNを使用していました。
無料VPNについてネットで調べると、次のように言われているのをよく目にします。
無料VPNは危険!ログを売っているところもあるので利用するのはやめましょう。
セキュリティがしっかりしている有料VPNを使いましょう。

無料VPNは本当に危険なものばかりなんですか?



いいえ、無料VPNの中にも、ProtonVPNという、安全性が高くて比較的安心して使えるVPNがあるんです!



しかも、「~日間無料」というような制限がなく永遠に完全無料。
帯域制限(通信量の制限)もないんですよ。
この記事でわかること
- ProtonVPN無料版を使うと海外から視聴できるようになる日本の動画配信サービスの種類
- 無料VPNではProtonVPNだけがおすすめできる理由
- ProtonVPN無料版のメリットとデメリット
- ProtonVPNのアカウント登録方法、ProtonVPNアプリ(Windows版)の使い方



なぜ、安全性が高いのに無料で使えるんですか?
何か裏があるんじゃないですか?
という疑問にもお答えします。
ProtonVPN無料版で海外から視聴できる日本の動画配信サービスは?
海外では、VPNで地域制限(ジオブロック)を回避して日本の動画配信サービスを利用したいと思っている人が多いですよね。
ですので、まずは、ProtonVPN無料版の日本のVPNサーバーに接続することで視聴できる&できない日本の動画配信サービスの種類をご紹介します。
2023年6月3日現在の視聴可否状況は次の通り(ここ2年、視聴できる動画配信サービスの種類は変わっていません)。
ProtonVPN無料版で視聴できる | ProtonVPN無料版で視聴できない |
---|---|
TVer NHKプラス U-NEXT | 日本のNetflix 日本のAmazonプライム・ビデオ 日本のHulu ABEMA |
ちなみに、2022年4月6日以降、ヨーロッパ31ヶ国ではYahoo! JAPANを閲覧できなくなりましたが、ProtonVPN無料版を使えば、ヤフーニュースやヤフー知恵袋など、Yahoo! JAPANが提供するコンテンツも閲覧できます。
それでは、次章から、一般に無料VPNとはどういうものなのか、そして、無料VPNの中でおすすめできるのはなぜProtonVPN無料版だけなのか、みていきましょう。
一般に無料VPNは使うべきでないと言われている理由
無料VPNはたくさんありますが、



無料VPNの運営会社は、なぜ無料で運営できるの?
収入源は?
って思われたことありませんか。
利用者から一切お金を取らないで、優秀な技術者を雇って開発を行い、多くのサーバー管理費を払い、プライバシー保護と安全性を保証するVPNを提供するって、そもそも無理な話だと思いませんか?
結論から言うと、多くの無料VPNの運営会社は、広告を表示したり、あるいは、利用者の個人情報や活動情報を第三者に売ったりすることで収入を得ています。犯罪行為を行っている会社もあります。
一般に無料VPNを使うべきでないと言われている理由は、プライバシー保護やセキュリティがしっかりしていなくて、危険だからです。
- VPNサーバーの管理会社情報が開示されていない、また、プライバシーポリシーがはっきりしていない会社が多い。→信頼に値する会社なのかどうか分からない。
- VPNサーバーの管理会社は、利用者の個人情報を簡単に入手可。また、管理会社は、利用者が何を検索し、どのサイトを訪問し、ネット上でどんな情報を入力したか、といった活動情報を簡単に記録・保持できる。
たとえ「弊社では活動情報のログは保持しておりません」という、いわゆる「ノーログポリシー」を宣言していても、実際にはログを保持し、第三者に販売しているケースが多い。
※大手の有料VPNの場合、本当に「ノーログポリシー」を遵守していることを証明するために第三者機関が監査に入っているが、無料VPNでは監査が行われていない。 - VPNと言いながら、通信内容が暗号化されておらず、情報が洩れている場合がある。
- マルウェアや悪質なウェブサイトへのリンクが含まれている場合がある。
- App StoreやGoogle Play Storeでダウンロードできる無料VPNアプリの中には、利用者の情報を抜き取るために作られている悪質なアプリがある。
- 無料VPNを狙った犯罪がある。



「無料に勝るものはない!ラッキー!」と、今まであまり深く考えずに無料VPNを使ってきましたが、無料VPNを使うのが怖くなってきました...



本来は、個人情報を守り、安全性を高めるために使うべきVPNにこんな危険があるなんて、本末転倒ですね。
危険な無料VPNが多い中でProtonVPN無料版だけがおすすめできる理由


そんな危険な無料VPNが多い中で、ProtonVPN無料版は安心して使えると言われています。
なぜなら、ProtonVPN無料版は、セキュリティ管理の実績があり、信頼できる会社が運営しているからです。
「無料VPNの中で最も安全性が高い」という評判があり、ノーログポリシー(=利用者の活動情報の記録・保存を行わないこと)を宣言していて、完全なプライバシー保護を保障しているからです。
ProtonVPN には有料版と無料版がありますが、無料版でも
- 広告がまったくない
- 使用データ量制限(帯域制限)が一切ない
のも、大きなメリットです。
ProtonVPN無料版だけがおすすめできる理由をもう少し詳しくみてみましょう。
【理由1】セキュリティ管理の実績がある会社が運営
ProtonVPNの運営会社 Proton Technologies AG は、2014年にCERN(欧州原子核研究機構)で出会った科学者が集まり設立された会社で、スイスのジュネーブに本社があります。
この会社は、政治活動家やジャーナリストの活動を守ることを目的に、世界で最も暗号化されたメールサービス「ProtonMail(プロトンメール)」を開発した会社として有名で、セキュリティ管理の実績が認められています。
そして、2017年、ProtonMailのユーザーに信頼できるVPNサービスを提供することを目的に、ProtonVPNの運営が始まりました。
ProtonVPNは、アプリのソースを100%公開しています(これはすごく珍しいこと!)。また、第三機関に監査を依頼していて、監査結果はすべて公開されています。
このようなことからも、ProtonVPNが、運営の透明性、信頼性を大事にしている会社だということがよくわかります。



運営者情報さえわからないVPN運営会社も多いのに、とてもクリーンな会社なんだね。
ProtonVPNのメイン商品は有料VPNですが、競争が激化している有料VPNの分野で、今後のさらなる発展が期待されている会社です。



残念ながら、有料プランは、NordVPNなどの大手有料VPNに比べると料金が高めで、まだ選択候補に入ってこないのよね~
今後に期待!
【理由2】本拠地がスイスにあるため、完全なプライバシー保護を保障


ProtonVPNの売りのひとつはスイスに本拠地があること。
なぜなら、スイスという国はEU及び米国の法律の適用外にあり、世界でも最も強力なプライバシー保護法がある国のひとつだからです。
スイスは、ネット活動を監視し加盟国間で情報共有する「14アイズ同盟(fourteen eyes surveillance network)」に加盟していないので、14の加盟国政府に利用者情報を開示することもありません。
「14アイズ同盟」とは?
加盟国は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、デンマーク、フランス、オランダ、ノルウェー、ドイツ、ベルギー、イタリア、スウェーデン、スペイン。これらの加盟国政府はインターネット利用者のデータにアクセスし、加盟国間で情報共有することが可能。
プライバシー保護を気にするなら、これらの加盟国に本社を置かないVPNを選ぶべきとされています。



これは無料版の話ではないですが、有料プランのサーバーは、スイスの地下1000メートルのところにある旧スイス軍のシェルターの中に設置されているそうです。物理的にもセキュリティが確保されているわけですね。
【理由3】無料版でもノーログポリシーを徹底
ProtonVPNは、有料版だけではなく無料版でも「ノーログポリシー」(=利用者の活動情報を記録・保持しないポリシー)を宣言しています。つまり、たとえ当局が情報を要求したとしても、提供できる情報は何もないのです。
ちなみに、ProtonVPN無料版のアカウント登録時に必要な情報は次の3つだけ。
- ユーザー名(本名でなくてもOK)
- メールアドレス
- パスワード
無料版を使い続ける限り、これ以外の情報を提供する必要はありません。
ProtonVPNが無料でVPNを提供できる理由。何か裏がある?
ProtonVPNの無料版は、「~日間無料」といった使用期間制限がなく永遠に完全無料で使えます。



広告も一切ないのに、どこから収益を得ているんですか?
ProtonVPNには有料版と無料版がありますが、無料版の運営費用は有料版のお客さんによってまかなわれているんです。



無料版を使って満足したら有料版に申し込んでね~ ということなんです。
ですので、何か裏があるというわけではありません。
ただ、無料版を高機能&高速にしてしまって、無料版に満足してずっと使い続けてもらっても困るので、有料版と比べると無料版の速度や機能は意図的に抑えられています。
余談: 実は他にも評判のよい無料VPNはあるが、日本にサーバーがない
この ProtonVPN のように、本来の目的は有料版VPNを売ることなんだけど、有料版VPNとは別に使用期間無制限の無料VPNを提供している会社は他にもあります(Hide.me VPN、Windscribe VPN)。どちらも有料版の技術力を無料版にも使っているので、無料版だけを開発している会社よりも無料版の安全性が高い傾向にあります。
Hide.me VPN無料版、Windscribe VPN無料版はどちらも評判がよいのですが、現在のところ、どちらも日本にVPNサーバーがなく、日本の動画配信サービスを視聴するために使えないので、本記事では対象外としています。
【ご参考】各VPN無料版のサーバーは以下の場所にあります(2023年2月現在)。
Hide.me VPN 無料版 | 世界5箇所(アメリカ東部、アメリカ西部、カナダ、ドイツ、オランダ) ※無料版の場合、月10GBまでの通信量制限あり |
Windscribe VPN 無料版 | 世界10箇所(アメリカ、カナダ、イギリス、香港、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、ノルウェー、ルーマニア) ※無料版の場合、月10GBまでの通信量制限あり |
ProtonVPN無料版の特徴やデメリット
ProtonVPNの料金プランを見てみましょう。一番左の「Proton Free」が無料版です。


無料版でも、広告なし(No ads)、帯域制限なし(使用データ量制限なし。Unlimited bandwidth)はうれしいですね。
一応カスタマーサポートも受けられます(ただし、ライブチャットでのサポートは有料版のみ)。
また、最近、Proton Mailなどの無料版を利用できるようになったようなので試してみてもいいかもしれません。
ProtonVPN無料版の主なデメリットは次の4点です。
- 利用できるVPNサーバーがあるのは3ヶ国(日本・オランダ・アメリカ)のみ
- 速度は「中」程度
- 同時接続できるデバイスは1つだけ→家族で同時に使えない。
- NetflixやAmazonプライム・ビデオ、Hulu、Disney+などの動画視聴をサポートしていない。→海外から日本で配信されているこれらの動画配信サービス視聴のために使えない。
無料版で利用できるのは、オランダの44サーバー、アメリカの40サーバー、日本の15サーバーのみです(2023年2月現在。無料版の利用者が増えているのでしょう、2022年以降サーバー数が激増しました)。
気になる無料版の速度ですが、意図的に「中」程度(Medium speed)に抑えられているそうです(有料プランのPlusだと「最速(Highest VPN Speed)」にアップ)。



無料なのでこの点は仕方がないですね...
速度が「中」程度でも、日本のサーバー数が少なくても、以前は利用者が少なかったので、海外からでもつながりやすく速度も問題ありませんでした。ですが、最近はどの時間帯でも日本のどのサーバーの負荷も75%~100%と表示されていることが多く、混み合っている時にはサーバーにつながりにくなったり、つながっても動画の読み込みに時間がかかったりすることがあります。
ちなみに、混み合っている時間帯のサーバー負荷はこんな感じ。


それほど混み合っていない時間帯のサーバー負荷はこんな感じ。





それでも、接続できれば、日本のTVerは問題なく視聴できていますよ。
ProtonVPN無料版のアカウント作成手順、アカウントに関する設定
ProtonVPN無料版を使用するには、まずアカウントを作成をします。
Proton無料版のアカウント作成手順



手続きはとても簡単!3分もかかりません。
※画面右上の [Create free account] をクリックしても、プラン選択ページに行けます。






※ユーザー名は、本名である必要はありませんが、もしProtonMailも使用する場合はProtonMailのユーザー名としても使用されることになります。




(「アカウントの作成が完了しました!」などというメッセージは表示されず、いきなりダウンロードの案内が始まります。)




その後は指示に従ってダウンロードすれば、ProtonVPN無料版をすぐに使い始められます。
自分のアカウントの設定を確認してみよう
自分のアカウントにログインし、設定を確認してみましょう。
ProtonVPN の公式サイトのどのページの右上にも表示されている [Sign in]または [Login]をクリックするとログインできます。


左のメニューで [Account] をクリックすると、以下のような、自分のアカウントに関する様々な設定ができます。
- パスワードの変更
- 2段階認証に関する設定
- OpenVPN / IKEv2のユーザー名の確認(アプリを使ってProtonVPNを使用する場合は不要)
- リカバリー用(再設定用)メールアドレス、電話番号の設定
- ProtonVPNからのお知らせメールに関する設定(初期設定では結構多くのお知らせメールが届く設定になっているので、不要な人はここでオフにしよう)
- アカウントの解約
ProtonVPN無料版のWindows用アプリの使い方
Windows用アプリのダウンロードが終了すると、ProtonVPNのログイン画面が表示されます。
(表示されない場合は、デスクトップ上にあるProtonVPNのショートカットアイコンをクリックして、アプリを起動させましょう。)
では、ログインして、実際に日本のVPNサーバーに接続してみましょう。
先ほどのアカウント作成時に設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「Login」をクリック。





私はここで毎回のように間違ってしまうんですが、入力するのは「ユーザー名」であって「メールアドレス」ではないのでご注意を。
Windows起動とともにProtonVPNのアプリも自動的に起動しVPNに接続したい場合は「Start and connect on boot」をオンにします。
もし「Login」クリック後に「Human verification」(スパムでないことの確認メッセージ)が表示されたら「私は人間です」をチェックします。


左下の「Countries」のタグの「FREE Locations (3)」の「Japan」にカーソルを合わせると出現する「Connect」をクリック。
おまかせで接続すると、一番最適(最速)なサーバーを選んで接続してくれます。


おまかせではなく自分でサーバーを選んで接続したい場合は、「Japan」をクリックすると表示される15サーバーの中から接続したいサーバーを選んで「Connect」をクリックします。


それぞれのサーバーの負荷が知りたい場合、各サーバー名の左側にある円形(緑・黄・赤)にカーソルを合わせると「77% Load」のように表示されます。(緑色=サーバー負荷低い。黄色=サーバー負荷まあまあ。赤色=サーバー負荷高い)



おまかせで接続したけど、このサーバーなんか調子悪いみたい...という時は、この方法で(負荷が低い緑色サーバーを選んで)別のサーバーに接続し直すことができます。
画面左上にある「Quick Connect」というボタンをクリックすると、自動的に最適な(最速の)サーバーを選んで接続してくれます。日本国内から接続する場合は日本国内のサーバーに接続してくれますが、例えば私のようにフランスに住んでいる場合は、地理的に近いオランダのサーバーに接続されます。


赤枠内に、接続されているサーバー名とサーバーの負荷、日本国内のIPアドレス(例えばTVerを視聴する時はこのIPアドレスがTVerに見える)、接続に使用しているプロトコル名(上の例ではWireGuard) などが表示されています。
接続をやめたい場合は「Disconnect」ボタンをクリックします。
ProtonVPN無料版でうまくつながらない時の対処法
ProtonVPN無料版は、日本国内のサーバー数が限られ、しかも、速度制限がかかっているので、サーバーが混み合っている時間帯はサーバーに接続しにくかったり、接続できても動画の読み込みに時間がかかったり、ということがたまにあります。
そのような時は、次のことを試してみましょう。
- 負荷が低い(緑色の)サーバーに接続する。
- 別のサーバーに接続する。(そのサーバーがメンテナンス中、あるいは、障害が発生している可能性もあります。)
- いったん切って接続し直してみる。(サーバー負荷に関係なく、いったん接続を切ってつなぎ直すとうまく接続できる場合があります。)
- 日本国内の動画視聴のためではなく、例えば、在住国のフリーWifiを安全に使うためにVPN接続する場合は、地理的に一番近いサーバーに接続する。(フランス在住の私の場合は、オランダのサーバーに接続する、という具合に。)
【まとめ】ProtonVPN無料版のメリット・デメリット。こんな人におすすめ
無料VPNの中では、安全性とプライバシー保護においてはトップレベルだと評判の高いProtonVPN無料版。
最後に、メリットとデメリットなどをまとめておきます。
Proton無料版メリット
- 運営者情報がはっきりしている。セキュリティ分野で実績のある、信頼できる会社が運営している。
- 無料VPNの中ではトップレベルの安全性。
- ノーログポリシー。また、運営会社の本拠地がスイスなので、完全なプライバシー保護が保障されている。
- 使用データ量の制限なし。
- 広告が一切ない。
- アプリが使いやすい。
- 日本の動画配信サービス「TVer」「NHKプラス」「U-NEXT」の視聴が可能。ヨーロッパから日本のYahoo! JAPANの閲覧が可能。(地域制限回避が可能)
Proton無料版デメリット
- 接続できるデバイスは1台だけ。同時に複数デバイスから接続できないので家族で使えない。
- 利用できるサーバーがあるのは3ヶ国(日本・オランダ・アメリカ)のみ。
- 無料版なので、意図的に速度が抑えられている(速度は「中」程度)。
- 日本のサーバー数はそれほど多くないので、サーバー負荷が常に75%~100%と高め。つまり、混み合っている時には速度低下が起こる可能性がある。
- 公式サイト、Windows版アプリ、カスタマーサポートが日本語未対応(iPhoneのアプリは日本語対応済)。
- 日本の動画配信サービス「ABEMA」や、日本の「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」「Disney+」などは、地域制限を回避できず視聴不可。
- セキュリティ高めの有料VPN(NordVPNやProtonVPN有料版など)が備えているような脅威対策機能(広告やトラッカー、マルウェアのブロック機能)がない。
次のような人はProtonVPN無料版で事足りる!
- 日本、アメリカ、オランダ以外のVPNサーバーに接続する必要はない。
- 複数デバイスから同時接続する必要はない。家族で同時に使わない。
- TVer、NHKプラス、U-NEXTが視聴できれば十分。日本のNetflixやAmazonプライム・ビデオなどは見ない。
- 通信速度にはそこまでこだわらない。
- 動画の読み込みに時間がかかったりしても「無料だからそういうこともあるよね~」と思える。
- セキュリティレベルは有料VPNほどでなくてOK。マルウェアやトラッカー、侵入型広告などをブロックしてくれる機能は不要。
余談:私は今は有料VPNを使っています
私自身、以前はProtonVPN無料版を使っていました。
ですが、ProtonVPN無料版では視聴できない(地域制限を回避できない)日本のNetflix(←アカウントが世界共通なので、有料VPNがあれば追加料金なしでNetflixで視聴できる作品が増えます)やABEMAなどを利用したくなったのと、家族それぞれが動画を視聴する機会が増え、複数デバイスから接続したい(PCとスマホだけでなく、Fire TV StickにVPNを入れてテレビの大画面で動画を楽しむこともできますよ)、快適な速度でストレスフリーで動画を視聴したい、と思うようになったため、有料VPNに変えました。
我が家では有料VPNの有名どころをすべて試した結果(8つ試しました)、NordVPNに落ち着き、今も愛用しています。(私のまわりの海外在住日本人の多くはNordVPNを使用している印象。)
NordVPNは、月々440円/3.29ドル(2年プランの場合。2023年6月3日現在)で家族全員のデバイスで同時使用できますし、日本の主な動画配信サービス(日本の、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、U-NEXT、TVer、NHKプラス、ABEMA)は、ほぼ安定して快適に視聴できています。
NordVPNのおかげで我が家の動画視聴ライフがあまりに快適になったので、もう手放せません。
↓ Proton無料版を使うと海外からでも視聴できるU-NEXT。ProtonVPN無料版とU-NEXTの31日間無料トライアルを組み合わせれば、31日間完全無料で映画やドラマ、アニメが楽しめますよ(年末年始や夏休みなど、長いお休みがある時に、見たかった作品をイッキ見するのにおすすめです)。