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海外在住の子供に特化! オンライン日本語補習校おすすめ2校と10のメリット

オンラインの日本語補習校のメリットは?おすすめのオンラインの日本語補習校は?

こんにちは!ドイツ在住のKokoです。

日仏ハーフの男の子2人(中学生)と日本語学習を長く楽しく続けようと日々試行錯誤しています。

さて、我が家は、たまたま家から通えるところに日本語補習校があったので、この春まで、長男は8年間、次男は6年間補習校(カナダ、ドイツ)に通いました。

2020年3月以降の突然のコロナ禍をきっかけに、海外の補習校が一斉にそれまでの対面授業からオンライン授業に切り替えることを余儀なくされました。

対面授業からオンライン授業に切り替えた当初、補習校の先生たちは皆オンラインで授業を行うことに苦労しておられました。試行錯誤しながら、手探りで進められていました。

補習校がオンライン授業に切り替わったことで、

「高い授業料払ってるのに、対面で授業が受けられないんだったら通ってても仕方がない。」

「オンラインになって授業の質が下がった。」

という理由で補習校を退学/休学された方も結構いたそうです。

ちょうどそんな時、知り合いのママさんから、

同じオンラインで授業受けるんだったら、いいオンライン補習校があるよ。

と教えてもらったのが、コロナ禍以前からずっとオンラインに特化し海外在住の子供たちに日本語を教えてきた、あるオンライン補習校でした。

オンラインの補習校について調べてみると、確かに、オンラインに特化した補習校としての教育実績があるし、平日の夜に授業があるし、少人数制だし、講師は教員免許保持者が多いし、欠席したら授業の収録録画を送ってくれるし、メリットがたくさん!!

オンライン授業に対する私たちの精神的ハードルが下がった今、たとえ通学できる範囲に補習校があったとしても、今後は様々な理由で、オンラインの日本語補習校に通われる方、切り替えられる方が増えるかも、と思っています。(実際、特にアメリカでは、そのような人たちが増えていると聞きました。)

というわけで、本記事では、

「オンライン日本語補習校ってどうなんだろう?」

「どこのオンライン補習校がいいんだろう?」

と思っておられる方のために、

  • オンラインの日本語補習校のメリット(対面授業を行う補習校との比較)
  • 補習校歴8年の私が徹底的にリサーチして「もしうちの子をオンライン補習校に入れるのなら、この補習校に入れたい!」と思った、おすすめのオンラインの日本語補習校2校(アメリカのタイムゾーン、ヨーロッパのタイムゾーンにお住まいの方、両方が受講できる補習校)

をご紹介します。

クリックできる目次

オンラインの日本語補習校の10のメリット

オンラインの日本語補習校の10のメリット

通学制の日本語補習校と比べた場合の、オンラインの日本語補習校のメリットは以下の通りです。

  1. 通学時間・通学費用がかからない。
  2. 週末の時間を有意義に使える。(土曜日開校の補習校との比較)
  3. 少人数制で、発言の機会が多い。先生も一人一人に目を配りやすい。
  4. 子供が授業に参加する様子を見ることができ、子供の弱点などを知り、家庭での学習に役立てることができる。
  5. 欠席した場合、授業を収録した動画を後で送ってもらえる。
  6. 保護者は役員や委員などのボランティアをする必要がない。
  7. 保護者同士の人間関係の煩わしさがない。
  8. ネット環境とパソコン・教科書・ノートがあれば、旅先からでも授業に参加できる。
  9. 入学しやすい。
  10. 入会金、教材費がかからない。

それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。

【メリット①】通学時間・通学費用がかからない

補習校が家から遠く、片道2~3時間かけて通っているという人もいます。それだけガソリン代もかかります。

雪の日、道路が凍っている日は、運転が大変です。

子供が小学校高学年になると、親が送り迎えせずに子供だけで通学する場合もありますが、やはり、途中で事故に遭ったら、誘拐でもされたら(外国なのであり得ない話ではない)と子供が無事に家に帰って来るまで心配です。

オンライン補習校だと、通学にかかる時間・費用・心配、すべてなくなります。

【メリット②】週末の時間を有意義に使える

オンラインの日本語補習校だと、週末の時間を有意義に使える

これは、土曜日に授業を行う補習校との比較になりますが、オンライン補習校は、原則として平日の夕方~夜に授業を行っているので、週末をフルに使えます。

音楽やスポーツなどの習い事をしたり、家族でゆっくり過ごしたりできます。

うちの子たちがカナダで補習校に通っていた時は、アイスホッケーやサッカーなどをやっているお子さんがいましたが、やっぱり練習や試合は土曜日が多く、試合の日は補習校を休んでいました。

ピアノやヴァイオリンなどの発表会も土曜日に行われることが多いですね。

小学生のお子さんは、誕生日パーティを開いて仲の良いお友達を招待したりされたりすることも多いですが、パーティは大体土曜日に開かれるので、うちの子たちは補習校と重なって行けなかったり、行けても遅れて行くことになったり、子供が小さい時はちょっとかわいそうでした。

【メリット③】少人数制なので教員の目が届きやすく、子供の発言の機会も多い

うちの子たちが通う補習校の授業が対面からオンラインに切り替わって気が付いたことが、児童生徒数が多くて(長男、次男のクラスは14~15人)、先生の目が全員に届いていないということでした。

オンラインだと子供たちの集中力も途切れがちになり、子供たちが授業中に他のことを考えたり他のことをしていたり、ということがありますが、先生が子供たちの様子や反応を把握するのは、対面授業時より難しくなります。

大学の授業などのように先生が一方的に講義をするようなタイプの授業であれば、オンラインで参加者が多くても問題ありませんが、小中学校の授業をオンラインで、しかも、大人数で行うことには無理があります。

その点、クラスの定員が5人以下に抑えられているオンライン補習校では、一人一人に先生の目が届きやすく、一人一人に声がけする機会も多いです。

一人一人の発言の機会も多く、「聞いているだけ」の授業にはなりません。

【メリット④】子供が授業に参加する様子を見ることができ、家庭学習に役立てられる

実は、このメリットは、コロナ禍でうちの子たちが通う補習校が、対面授業からオンライン授業に切り替わって初めて気が付いたことなのですが、子供が授業にどんな様子で参加しているか見られるというメリットは大きいです!

特に、小学校低学年だと、お子さんの弱点がわかって家庭学習のサポートがスムーズになります。

通学制補習校の授業参観は1年に2回程度ですが、オンライン補習校って、言ってみれば、毎回授業参観しようと思えばできるんですよね。

教えておられる先生も、親御さんがそばにいて聞いているかもしれないだろうことはご存じなので、教える方にも緊張感が生まれるのではないかと思います。教え方に自信のない先生には、オンライン補習校の先生は務まりませんね。

後ほど、「我が子を通わせるならこのオンライン補習校!」っていう補習校を2校ご紹介しますが、どちらの補習校も教員の質が高めで、教員の質については通学制の補習校に比べて遜色ないように思います。

【メリット⑤】欠席した場合、授業の収録動画を送ってもらえる

通学制の補習校を欠席してしまったら、授業内容を先生に尋ねて、家庭で親と子で自主学習しなければなりません。

うちの子たちが以前通っていたカナダの補習校は、1日6コマある補習校だったので、1日休んでしまっただけで追いつかないといけない学習内容が多く、親も子も大変でした。

それが、オンライン補習校だと、欠席した時の授業の収録動画を後で送ってもらえるなんて!さすが、オンライン補習校ならでは!すばらしいです。

欠席してしまったら追いつかないといけないこと自体には変わりはありませんが、親の苦労は全然違います...

【メリット⑥】保護者は役員や委員などのボランティアをする必要がない

オンライン日本語補習校では、保護者は役員や委員などのボランティアをする必要がない

通学制の補習校の運営は、保護者の協力なくてはやっていけません。

子供たちが喜ぶ運動会などの行事はすべて、事前準備から当日の進行まで、保護者が行います。運動会以外にも、バザーを準備したり、貸出図書の管理をしたりするのも保護者の仕事です。毎年各クラスでは保護者1名が「クラス委員」となり、補習校からの伝達事項を伝えたり、クラスの意見をとりまとめたりします。現地校の校舎を借りて授業を行っている場合には、授業終了後、掃除、整理整頓をする必要があります。

もちろんすべてボランティアです。

保護者が積極的に運営にかかわらなければいけないことは入学時にも説明を受けますし、実際、子供が長く補習校に在籍していると、一度は役員やなんらかの委員をやらなければいけない、という空気になります。

フルタイムで仕事をされている方や、補習校の日に仕事が入っている方、まだ小さなお子さんがいる方は、大変だなと思いますが、オンライン補習校にはそのようなボランティアは一切ありません。

オンライン補習校の親の仕事は、ネット環境とパソコンを用意し、家庭学習をサポートするだけです!

【メリット⑦】保護者同士の人間関係の煩わしさがない

通学制の補習校では、保護者のボランティアは必須なので、必然的に他の保護者との関わり合いが生まれます。

「人間関係が煩わしい」「役員や委員をやると、色々なこと言う人がいて疲れる」という声がありますが、オンライン補習校だとそもそも保護者が出会う機会がないので、人間関係の煩わしさに悩まされることもありません。

【メリット⑧】ネット環境とパソコン・教科書・ノートさえあれば旅先からでも参加できる

オンラインの日本語補習校は、ネット環境とパソコン・教科書・ノートさえあれば旅先からでも参加できる

オンライン補習校の場合、色々な国から参加しているお子さんがいます。また、国・州によって、学校の休み期間が異なることもあります。

オンライン補習校なら、安定したネット環境とパソコン、教科書、ノートさえあれば、家族旅行先からでも、日本からでも、世界中どこにいようと参加できるのが魅力です。

【メリット⑨】入学しやすい

通学制の補習校では、入学するために面接試験があったり、定員を超えてしまう場合は空きが出るまで待たなければいけなかったりする場合があります。

面接試験に落ちてしまったら入学できません。

ウェイティングリストに載っても、少し待てば入学できるとは限りません。(何年もウェイティングリストに載ったままで入学できない、という話を聞いたことがあります。)

オンライン補習校だと、人数さえ集まれば開講できるので、長い間ウェイティングリストに載ったまま入学できない、なんてことはありません。(補習校によりますが、個人レッスンから始められたり、2名からグループレッスンを始められたりします。)

【メリット⑩】入学金や教材費が不要

オンライン日本語補習校では、入学金や教材費が不要

通学制の補習校だと、授業料に加え、入学金(60 US ドル~450 USドル)を払う必要があります。

また、教材費や保護者会費、管理費などの費用が生じる場合もあります。

ですが、オンライン補習校だと、授業料以外の費用は一切ありません。

ちなみに、オンライン補習校では、日本政府から無償で配布される教科書を使って授業を進めます。

無償配布の条件や教科書の申込方法、受領方法などは次の記事にまとめていますので、参考になさってください。

もし大使館・総領事館での教科書無償配布申込受付期間が終了している場合は、「教科書追加送付申請」をすることで、教科書代無料(送料・手数料自己負担)で教科書を入手できます。

おすすめのオンライン日本語補習校はこの2校

主に海外在住の国際結婚家庭のお子さんを対象に日本語教育を行っているオンライン日本語補習校のうち、おすすめの2校をご紹介します。

オンライン授業に特化している補習校はいくつかありますが、各補習校のホームページを隅から隅まで熟読し、不明な点があれば経営者の方にメールで問い合わせた上で、「私だったら子供をここに通わせたい!」と思った補習校2校をピックアップしました。

講師の質は言うまでもなく、オンライン授業にはオンライン授業ならではの教授法、ノウハウが必要になるので、オンライン日本語補習校としてある程度の年数、実績(良い評判)があるところが安心です。

また、海外在住の国際結婚家庭のお子さんが日本語を学ぶということはどういうことなのか、どのような教授法が適切なのか、経営者及び講師がしっかり理解している必要があります。

おすすめの2校はいずれも、無料体験レッスン、カウンセリングなどを行っているので、まずは、お子さんに合うかどうか試してみられてはいかがでしょうか。

※以下の情報は、2022年4月現在の情報です。詳細については直接各補習校にご確認ください。

①オンライン日本語補習校

  • オンライン補習校の先駆け的存在(2013年開講)で、北米で実績がある。
  • 無料体験レッスン期間が1ヶ月(4週)と長く、子供に合うかどうかじっくり見極めた上で申込できるのが◎。
  • 「日本の歴史」クラス、中学生の数学クラスがある。
  • ほとんどの児童生徒は北米在住。
  • ヨーロッパ在住児童生徒の時間に合わせたクラスも開講可能。(現在、人数は少ないが、ヨーロッパ在住の児童生徒も在籍している。)
公式サイト公式サイト
開校年2013年
使用教科書海外の子女に無償配布される日本の教科書(国語、算数/数学、歴史)
※年間、国語は80レッスン(10ヶ月週2レッスン)、算数/数学は40レッスン(10ヶ月週1レッスン)で各学年の教科書を終える。
教育方針海外に住む日本の子供たちが効率よく日本の国語、算数を学習できるようデザインされた年間授業計画をもとに、日本の学校に通う子供たちに並ぶ国語能力を目指す授業を展開。
講師ベテラン揃い
日本の教員免許保持者多数。
対象学年と教科小学1年~中学3年(国語、算数/数学)。
「日本の歴史」クラス有。
7月~8月は夏休みで通常レッスンはないが、希望であれば夏休みの強化レッスン(個人レッスン)を受講可能。
1クラスの人数最大5人。
夏休みを除き原則個人レッスンは受け付けていないが、状況により強化レッスンとして開設可(要問合せ)。
生徒の在住地域主に、アメリカ、カナダ(一部、ヨーロッパ、アジア地域)
生徒は25以上の国から350人以上が参加。
授業時間の設定北米在住者が参加しやすい授業時間設定(ESTアメリカ東部時間で、平日の夕方~夜)のクラスが多い。
月額料金・小1国語(週に40分*2レッスン=80分):89.6 USドル
・小2~中3国語(週に50分*2レッスン=100分):112 USドル
・小1算数(週40分):44.8 USドル
・小2~中3算数(週50分):56 USドル
・日本の歴史(週に50分*2レッスン=100分):112 USドル
※入学金、教材費なし
授業料の支払方法クレジットカード、PayPal、チェック郵送。
支払期限は前月末日。
アメリカ国外からの送金には別途手数料が必要。
退学手続き退学する前月の10日までに連絡要。
使用ツール授業をGoogle Meetで行い、宿題をGoogle Classroomで管理。
無料体験レッスン正規クラスに入る形で、1ヶ月(4週)

②コスモスの丘補習校 online

  • 海外在住の子供に合わせたレッスンスタイル(講師は全員海外在住者または海外在住経験あり)。
  • すべてのタイムゾーンに対応していて、ヨーロッパ在住の子供も参加できるクラスが多い。
  • プレコース(幼稚園コース)がある。
公式サイト公式サイト
開校年2018年
使用教科書小学生は、海外の子女に無償配布される日本の教科書(国語、算数、社会)を使用
教育方針【プレコース】
小学生コースに向けたプレ学習。たくさんの日本語の単語を知り、ひらがな、カタカナの文字を読み、簡単に自分のことが話せるようになることが目的。

【小学生コース】
補習校に通う子供たちと同等の日本語力を目指す。
海外在住のお子様に合わせたレッスンスタイル(独自のカリキュラムを使用)。
国語の力である「話す・聞く、読む、書く、言語事項」の力を総合的に育てていくが、低学年のうちは、ハードルが高い書くことの割り当て時間を減らし、話す・聞く、読むことの時間を増やす。
海外在住のお子様にとって比重が大きい「文法、語彙、漢字」の学習については、教材を工夫し、教科書の枠を超えて、繰り返し学習できるように工夫。
講師日本の教員免許保持者多数。
全員海外在住者(または海外在住経験がある者)。
定期的に研修を実施。
対象学年と教科・プレコース(幼稚園コース)
・小学生コース(国語、算数、3年生から社会も)
・中学生コース(現在は国語のみ※2022年9月~数学クラスも開講予定)
1クラスの人数最大5人。
個人レッスンも有。
生徒の在住地域すべてのタイムゾーンに対応可。
生徒は45ヶ国から320人以上が参加。
授業時間の設定ほとんどのクラスが、月~金曜日の16時~21時(生徒の現地時刻)。
※毎年3月と8月は時間調整の対応がしやすい(曜日や時間の見直しを行うため)。
月額料金・プレコースグループレッスン週2回(30分+30分=計60分):70€(84US$)
・プレコース個人レッスン週1回30分:75€(90US$)
・小学校コースグループレッスン週2回(50分+50分=計100分):90€(108US$)
・小学校コース個人レッスン週1回50分:100€(120US$)
・中学生コースグループレッスン週2回(50分+50分=計100分):100€
・中学生コース個人レッスン週1回50分:110€
※入学金、教材費なし
授業料の支払方法Paypalのみ
使用ツールGoogleビジネスシステムを使用。レッスンでは録画機能がついているMeet会議を使用。
(使用方法についてはカウンセリング時に実際に作業しながら説明。また、ガイドブックの用意あり。)
無料体験レッスン簡単な学習アンケートに回答した後、一対一の無料体験レッスン(15分)、または、学習カウンセリング。体験レッスン(またはカウンセリング)でお子様の日本語力を把握した後、保護者の要望も踏まえた上で適切なコースを案内。希望学年のグループレッスン見学可。

オンラインの日本語補習校の授業料って高いの? 安いの?

通学制の補習校の授業料については、安い補習校(1年間に715 USドル/約9万円)と高い補習校(1年間で2,160 USドル/約27万円)で実に3倍ぐらいの差があるので、通学制補習校とオンライン補習校の授業料を単純比較することは難しいです。

例えば、うちの子たちが通っていたドイツの補習校(授業料と入学金で、初年度、1年間にかかる費用は14~15万円。おそらく補習校としては平均的な授業料と思われる)と比べてみると、1時間あたりの授業料は大体同じぐらいかなという感じです。

ドイツの補習校に通うには交通費がかかっていることを考慮すると、オンライン補習校の方が少し安くなります。

お住まいの地域にある補習校の授業料・入学金が高額の場合(例えば、ニューヨーク補習授業校だと初年度2,532 USドル/約31万7千円、シアトル日本語補習学校だと初年度2,410 USドル/約30万円(いずれも2022年度小学1年生の入学金と年間授業料の合計))、オンラインの補習校だとかなりお得に授業を受けることができます。

また、通学制の補習校だと、病気や習い事のため欠席しても振替授業や返金があるわけではないので、欠席日数分の授業料が無駄になりますが、オンラインの補習校だと授業を収録した動画を送ってもらえるので、授業料がまるまる無駄になるわけではありません。

我が家も、子供たちの習い事を優先させて補習校を休ませたこともありましたが、一日あたりの授業料を計算してみたら、カナダの補習校の授業料が1日あたり約3200円、ドイツの補習校の授業料が1日あたり約3100円だったので、ちりも積もれば...で結構ばかにならない金額なんですよね。

オンラインの日本語補習校の講師の質は?

おすすめのオンラインの補習校は2校とも「ベテラン講師陣」を揃えているという印象です。

日本の元(現役)小学中学教員海外の日本語補習校の現役講師など、教育のプロが多数。

Koko

正直、海外の地方都市にある日本語補習校の講師よりレベルが高い印象です。

各補習校の講師プロフィールはホームページで確認できます。

オンライン日本語補習校

「オンライン日本語補習校」の講師陣は次のような経歴(抜粋)の持ち主。

島根県の小学校で15年教鞭をとられた経験豊富なベテラン講師。今は自宅を開放して子供たちを教える。明るくて子供の心をすぐ掴む抜群のセンスの先生。(小学校全学年国語と低学年算数を担当)

日本で小学校教職歴11年。1年生〜6年生までの学級担任経験あり、現在カナダ在住。小学校の男の子と幼稚園の女の子を日本語と英語で育てながら、個人の日本語教室でも教える。2つの国での文化、言語、教育現場を踏まえた、要所を押さえたさすがのベテラン、わかりやすい授業。クラスの後には「なるほど〜」と今日も沢山学んだと思えるクラスを提供。海外生活言語での環境に日本語日本文化をどう取りいれるか、どう子供たちに接しながら歩んでいけば良いかのアドバイスも得意。(小学校低学年国語と算数を担当)

日本在住、2020年までイギリス在住。23年間イギリス現地の補習校で主に中学生を教える。4人のお子様は現地補習校に通い、成人した現在も、英語と日本語両方を使って仕事や生活に役立てている。現地校の勉強と補習校の勉強を両立することがどんなに難しいことなのか、自分が教え、子供たちと寄り添って学んで実感、体感したベテランの先生。(中学国語を担当)

日本在住。埼玉県の公立中学校の本採用教諭として16年間勤務する。国語科主任としても活躍の後、2人のお子さんとの時間を大切にするため、2021年3月末に退職。教育の現場はオンラインに切り替える。現在も日本の中学校の教育現場とのつながりがあり、現状にも詳しい。 (中学国語を担当)

東京私立の小学校で10年以上勤務後学習塾を開いて20年。「あーそうか」と子供が納得する声を何度も聞く教え方の上手さが抜群。(小学算数、中学算数を担当)

引用:オンライン日本語補習校「ベテラン講師陣

かなりのベテラン揃いですね。うちの子たち、こんな先生に教えてほしいな、っていう先生がたくさんいます。

コスモスの丘補習校 online

一方の「コスモスの丘補習校」の講師プロフィールはこちらのページで確認できます。

「コスモスの丘補習校」の講師のこだわりは、次の通り。

元教員や教員資格があるだけでなく、海外経験も持ち合わせた講師陣です。

海外経験により、子どもたちや保護者の悩みにさらに深く寄り添うことができると考えています。

引用: コスモスの丘補習校online 「海外在住or経験の講師が豊富に在籍

この考え方、まったくその通りだと思います。

ある程度日本語力がついてくる中学生になると、海外在住経験がまったくない、海外の子供たちにまったく教えたことがない先生でもよいと思いますが、特に、幼児、小学校低学年の国際結婚家庭のお子さんに教える場合、海外経験があったり、講師自身が国際結婚家庭でお子さんがいたり、海外の子供たちに教えたことがあったり、という経験は貴重です。

こういった経験こそが、より質の高い授業、保護者とのより良いコミュニケーションにつながります。

また、 「コスモスの丘補習校」 は定期的な講師研修を行い、授業が講師の力量任せになり授業の質に差が出て、先生の当たり外れがある、ということがないようにされている点も評価できます。

実は、ある媒体で 「コスモスの丘補習校」 の講師の求人情報を見かけましたので、ご参考までに貼り付けておきますね。

応募資格・採用条件(学歴・経験等)

次の①から③のいずれかに該当する方

①日本の小中学校で3年以上勤務経験者

②海外の補習校で5年以上勤務経験者

③日本語教育能力検定試験合格および4歳から11歳までの生徒に4年以上日本語指導を経験

下記4点は必須

1. Skypeなどを使ってオンラインレッスンができる、またインターネット環境が整っている方。

2. 海外在住もしくは3年以上海外生活経験あり。

3. フルタイムの仕事をしていない方。(余裕をもってお仕事をしていただきたいため)

4. 1年以上働ける方

教員資格や教えた経験は当然のものとして、「海外在住もしくは3年以上海外生活経験あり」というところがポイントですね。

また、「フルタイムの仕事をしていない方。(余裕をもってお仕事をしていただきたいため)」というのも、なるほどなぁと思いました。

私の友人に、フルタイムの仕事をしながら、日本語補習校の教員をやっている人がいます。たった50分の授業でも、授業準備、次回の宿題準備、前回の宿題の採点などやることはたくさんあり、彼女は家庭生活を犠牲にしながら、時に睡眠不足になりながら、授業準備をしています。精神的、時間的余裕がないと、準備もしっかりできませんし、良い授業もできませんよね。

「フルタイムの仕事とは別に、副業でオンラインの補習校の先生をやりたい」という人は採用しないということからも 「コスモスの丘補習校」 の本気度がうかがえます。

オンラインの日本語補習校の宿題量は?

オンラインの日本語補習校の宿題量は?

通学制の補習校については、

「宿題が多くて辛い。親子げんかが絶えない。」

「宿題が多すぎて現地校との両立が大変!」

というような話を耳にされたことがあるかもしれません。

オンラインの日本語補習校の宿題量はどんな感じなのでしょうか?

おすすめのオンライン補習校は2校とも、保護者からよくこの質問が寄せられるようで、各校ホームぺージの「よくある質問」に掲載されています。

オンライン日本語補習校

Q. 家庭ではどのくらい勉強するのですか?

A. 学年差、個人差がありますが、無理のない範囲での1週間分の宿題を提供させていただきます。

引用:オンライン日本語補習校「よくある質問

一週間宿題のサンプル

ぼく(小2)の1週間の宿題(国語

1. 漢字6個を1ページ

2. 音読教科書2ぺージ

3. 今週のニュース(日記)を書く

4. 早口言葉の練習

私(小4)の1週間の宿題(算数

1. 教科書練習問題2ページ

2. 教科書予習単語読みの確認2ページ

3. プリント2枚

引用:オンライン日本語補習校「年間予定

コスモスの丘補習校 online

Q: 宿題はどれくらいの量がでますか?

A: 通常の補習校では、週1回の授業で1週間分の宿題を出します。そのため、量が多いなと感じられるかもしれません。本校では、週2回のレッスンがありますので、宿題も2回に分けて出すことになります。お子様のレベルやご要望にもよりますが、現地校の宿題も踏まえながら、無理のない量を出させていただきます。もし、多いなと感じた場合は、講師または運営までお問い合わせください。

グループレッスンの宿題1回分(目安)

◎小学生コース:音読3回、漢字プリント4枚、ワークシートなど、日記や観察カード(週末を含めたときの宿題)

◎プレコース:ひらがな・かたかなプリント3枚、言葉と絵のフラッシュカード、歌や手遊び歌の練習

引用:コスモスの丘補習校online「よくある質問

というわけで、両校とも「無理のない範囲」「無理のない量」の宿題が出されるようです。

実際、「オンライン日本語補習校」の1週間分の宿題サンプル、「コスモスの丘補習校」の1/2週分の宿題サンプルを見ると、我が家の子供たちが通ってきた通学制補習校の宿題量と比べても、多すぎることも少なすぎることもなく適量かなという印象です。

Koko

少なすぎても、力がつかないですからね。

オンラインの日本語補習校で日本語力はつくの? 維持できるの?

オンラインの日本語補習校で日本語力がつくのか?

日本語力を維持できるのか?

多分皆さんが一番気になるのがココだと思います。

2校ともこの質問をよく受けるようで、各校ホームぺージにそれぞれ説明があります。

オンライン日本語補習校

Q. 本当にこの日本語補習校で、日本語が保持・伸長できますか?

A. 本校はあくまで補習校です。週に1回で保持・伸長が出来るとお考えであるならばお勧めできません。

週1回の授業をベースに、毎日の宿題に取り組むこと、繰り返し教科書を音読すること。

また、日本語の本をたくさん読ませてください。読書は日本語を維持する大事なポイントです。

授業のある休日には「聞く」「話す」、平日は「書く」「読む」ことを心がけましょう。

引用:オンライン日本語補習校「よくある質問

コスモスの丘補習校 online

グループレッスンは週2回ですが、それだけでは、日本語力はなかなかつきません。

レッスン後のサポート役である保護者の皆様の協力があってこそ、着実にステップアップします。

ぜひ、お子様の宿題などを丁寧に見てください。お子様の苦手な部分を発見されたら、ご連絡ください。

共々にお子様の日本語教育に取り組んでいきましょう。

引用:コスモスの丘補習校online「主な教育方法

家庭学習をしっかりやらないと日本語力はつかない

つまり、週1~2回程度のレッスンだけでは奇跡は起きないということです。

ただ、これは、オンラインの補習校に限ったことではなく、通学制の補習校でも同じことです。

通学制であろうとオンラインであろうと、補習校はあくまで「補」であり、「主」は家庭学習なんですよね。

我が家の子供たち(ハーフ)を補習校に8年(次男は6年)通わせましたが、補習校の授業、先生、教材の質ももちろん大事ですが、それ以上に日本人のお父さん、お母さんが家庭でお子さんと一緒にどれだけ頑張れるかが大きな差を生むと思っています。

もちろん宿題をきちんとやる(日本人のお父さん、お母さんが丁寧に宿題をみてあげる)ことは基本ですが、宿題をやるだけけではなく、「オンライン日本語補習校」の回答にあるように、

  • 繰り返し教科書を音読させること
  • 日本語の本をたくさん読ませること(または、本の読み聞かせ)

の2つは特に、私自身うちの子たちと10年以上色々やってきた中で、子供たちの日本語力を伸ばすのに非常に効果的だと実感しています。

興味がある方は、別記事にまとめていますのでお読みくださいね。

最後に

コロナ禍で初めてオンラインの日本語補習校の存在を知ったという方も多いのではないでしょうか。

おすすめの2校のホームページをチェックする度に講師数が増えているので、コロナ禍以降、オンラインの日本語補習校に通うお子さんが急増しているのだと思います。

オンラインの日本語補習校は、

「補習校に通いたいけど自宅から通える範囲に補習校がない」

「週末は習い事をしたい。家族の時間を大事にしたい」

という方にとって魅力的な選択肢となりますね。

また、どちらの学校も講師の質、授業の質にはとてもこだわっているので、そういった意味でも、オンラインの日本語補習校を検討してみてもよさそうです。

オンラインの日本語補習校は、どこも無料体験レッスンや日本語力についてのカウンセリングを受けられますから、お子様に合うかどうか、まずは試してみられてはいかがでしょうか。

お子様が楽しんで日本語学習を続けていける場が見つかりますように!

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